肉離れ(筋損傷)はダンスやバレエのジャンプの際に起こりやすくプロ、アマ問わず症例を多くみております。
肉離れの治療は直後が肝心で、まずRICE Rest(安静)・Icing(冷却)・ Compression(圧迫)・Elevation(挙上)を行います。
損傷の程度によってその後の処置が変わってきますが、今は過度に安静にしない、冷やしすぎないというポイントが主流になっております。
何日も冷やしたり、全く動かさないでいると血行不良を起こし細胞が回復するのを遅らせてしまいます。
Compression(圧迫)をかけた上で痛みの出ない範囲で少しずつ動かす方が血流もよくなります。
しかしあくまでも損傷の程度、状況によるのできちんと専門家の判断を仰いでください。
鍼は血流を促し治癒を促進する効果がありますので早く回復するのに役立ちます。
当院ではATmini(伊藤超短波製品)という実績のある微弱電流治療器を貸出しております。
舞台まで日にちがないという患者様がリハーサルをしながら治療がすすめられるようにいたしております。
また、よく見かける症例ですが肉離れが治ったはずなのに痛みが残っていて伸ばせない、力を入れられないという事があります。
これは損傷を受けた筋肉が治癒する段階で癒着を起こしているケースがほとんどです。
組織が癒着を起こすと「凝り」のように塊が出来たり、伸ばそうとすると切れそうな突っ張り感があったりします。
こういう状況は鍼や吸角を使った筋膜リリースが有効です。
鍼が苦手な方には超音波治療器も用意しております。お悩みの方はご相談ください。
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